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Channel: 水彩画と俳句の世界
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二月の詩(秋の蝶)

              湖岸の春  守山市    山頂へ馬の背越ゆる草の絮    惟之    朝の日に翅すくごとく秋の蝶    耳鳴りのごとくに響きちちろ鳴く    秋日背に老爺床屋の出前受く    吊皮の無き一両車紅葉映ゆ        能舞台朽ちて枯葉の舞ふばかり  洋子    枯葉散る土塀にのこる日の温み  美枝    枯葉道有名人が消えてゆく     幸子...

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根付の白菜

                              根付の白菜 F8 写生会の画材は白菜と干し魚。根付の白菜の迫力満点でこちらを描く。先端はうっすら赤くなっていました。誰かが「あれは霜焼」といってました。色の無い野菜の彩色はむづかしいです。干し魚は鰺と秋刀魚。「秋刀魚が肥って鯖になったなあ」と講評。なかなかの作品が並びました。     白菜の葉先は焼けてほの朱き    惟之...

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大文字山(春の雨)

 春雨けむる大文字山山頂。気温3度。   京都マラソンのこの日、好天を期待し大文字山を登りました。、生憎の曇天。時おり春雨で、いつもは賑わう山頂も誰もいない。昼食は裏山の斜面で風を避けていただきました。山科への下山道で2本の冬青(そよぎ)の枝がくっついている珍しい光景に遭いました。   蹴上→インクライン→日向大神社→天の岩戸→七福思案処(トレイル38)→大文字山→トレイル42→毘沙門堂→山科駅...

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おひなさま

ご近所の民家で開催されている「おひなさま展」の風景。高齢化でなかなか飾れなくなった雛をお預かりし、夜なべでの作業で展示されたと主催者のことば。部屋の真ん中の火鉢には炭火が暖かくいこっていました。 唐橋東詰めの着物老舗「にしを」に飾ざれていた雛や長等商店街の古雛もご紹介します。  夜なべして飾らる雛の展覧会   惟之  雛の間に置かれし火鉢藍の色  丹精を手織りて美しし紙雛...

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三月の詩(鹿の声)

            カルスト原の霊仙山最高峰に立つ 6F  水彩  青空を眺めて畦の捨案山子   惟之  ささやきの小径に入れば鹿の声  鹿の尻日暮れて目立つ白さかな  山頂のカルスト原や枯立木  レジ前の長蛇の列や冬に入る  水切りの少年一人冬河原  洋子  ふるさとの涸れ石白し冬の川  秀子  流木を残して細し冬の川  美枝  ゆるやかに果つることなき冬の川  幸子...

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下鴨神社の御手洗社と太鼓橋

            下鴨神社御手洗社と太鼓橋  F8  水彩  下鴨神社の太鼓橋。みたらし団子の名はここが由来いわれる。本殿横のみたらし池から流れた水は御手洗川と呼ばれ、朱色の太鼓橋をくぐり本殿敷地の隅から糺すの森へと流れる。御手洗川はならの小川と名を変え、ならの小川は瀬見の小川とまた変える。  賀茂川が鴨川となる柳かな  鈴木鷹夫  いくたび山遠く見て酢茎売り  飯田龍太...

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春の山(立木山)

                  山上の立木観音への参道に並ぶ陶人形...

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北野天満宮

 好天に恵まれた3月初め久しぶりに北野天満宮に行ってきました。今年は例年より遅い咲きでしたが、梅日和を楽しんできました。  撫牛の目も朱かりき梅七分  惟之  梅日和鳩は鳥居の天に群れ   梅日和天満宮の屋根光る   梅園  撫牛の目が赤い  枝垂れ梅 本殿前の老梅は2分咲き程度   地主神社              鳥居の上に鳩が群れている      

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大石山登山

  大石山の麓に向かう自転車の列 3月22日快晴の日曜に近郊の大石山(407m)に登りました。眺望のない山ですが、鶯の鳴き声や蕗の薹、蝌蚪の紐など春のの息吹きに触れて来ました。関の津峠では大石義民の碑に出会い大石小学校の唱歌となった歌を唄いました。 列なして向ふ里山蕗の薹  惟之 池の端やのの字のの字の蝌蚪の紐 屋根替や路地に捨てらる鬼瓦 山シダに日は照り映えて鳥の声 春の日や集落の屋根ひかりをり...

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四月の詩(冬ぬくし)

                             桜満開の哲学の道  まほろばの仁王の親指冬ぬくし  惟之  朱雀門見えつ隠れつ冬すすき  寒禽の声あふるるや二の鳥居  気高くも冬鶏の声暁の空  冬紅葉玻璃戸に映す神輿蔵  三井の鐘湖面に響き野水仙     荒れ果てし庭に水仙咲き初むる  幸子  川の面に響く鳥声野水仙   美枝    母逝きし日なり水仙そつと挿す  洋子...

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京都の春

                山科疎水の桜 大津ー山科ー蹴上のインクライん復活の通船試行が4月4日(土)から開始されました。第一便が9:50、サーチライトを照らし乗船場にきました。   満開の疎水をめぐる花の舟   惟之   サーチライト照らし入舟花の下     桜咲く校庭駆ける子等の声   外つ国の花嫁もゐて花の下       本堂は開け放たれし花の寺   青空へ溶け込むよふに紅枝垂...

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今城塚古墳の謎に迫る

                   祭祀場の巫女埴輪...

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五月の詩(立木山)

     1000匹の鯉の幟や芥川  芥川の両岸に架かる鯉幟 舘善氏より提供   新年の言の葉行き交ふ立木山   惟之   初神楽子ら集つて笛太鼓   初雪の雫滴る二年坂   比叡望む水上消防出初式   清水の桜冬芽のほの朱き歯生え初める   下萌えや大地の乳歯生え初むる  洋子   蒼天に浮雲三つ下萌ゆる  美枝   幼とのネット通信草萌ゆる  惟之   下萌やくぐもる鳩の声しきり  秀子...

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田上山ハイキング(藤の花)

               田上山林道の藤の花 藤の花が山肌に咲き誇る田上山にハイキング。迎不動まで自転車で移動。新緑と鶯などの囀る沢のぼりと林道のコース。堰堤のダム湖に枯木が立つ大正池(通称)には道を迷い行けなかったが、無理のないコースでのんびり初夏の一日を過ごしました。ペットボトルに持ち帰った清水の美味さは格別でした。    陽の零る藤に見惚れて道迷う   惟之...

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六月の詩(豆撒き)

 新緑の祇王寺   豆撒きの児は鬼を見て逃げ回る   惟之   ランナーの春の息吹きや樟並木   松の芯雨滴をまとひ一尺余   城跡へ抜ける山道すみれ草   朝市やリュックにひとつ春キャベツ   静寂や糺の森の藪椿   藪椿舌切雀出て御出で    よう子   藪椿茶室に一枝格を上げ   テル   ほとばしる水の流れに落椿  美枝   暮れ泥む音なき風に椿落   初枝   椿咲く木登り上手の女の子...

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第19回滋賀水彩展おわる

            湖岸の水辺の温む頃  F20  牧岡昭良  2015年5月27日(水)~31日(日)、大津市歴史博物館で開催されていました第19回滋賀水彩展が終わりました。出展84点のから6点につき紹介しました。作品がうまく再現できていない点についてはご容赦ください。      水温む湖岸に映える近江富士   惟之      杉玉の揺れる酒屋や桜咲く      山裾に靄一筋や花菜畑...

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京都府立植物園

                    この白い花 あじさい種  梅雨晴間に京都府立植物園にいってきました。薔薇はほとんど終わっていましたが、紫陽花、花菖蒲はきれいでした。なからぎの森では池面に小魚が跳ね、青紅葉の小枝に小鳥が囀るときが流れていました。   さまざまと夢の逃げゆく若葉かな    寺田虎彦   新緑やうつくりかりしひとの老     日野草城   紫陽花に絵具をこぼす主人かな...

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蓴菜(じゅんさい)の深泥池

  ミツガシワの咲き満ちた深泥池    深泥池は低い山に囲まれた周囲1.5キロメートルの小さな池である。水深1~2mながら池の底の泥層が7mを越え、この名の由来がある。氷河時代以来の動植物が現在での生育する点で、大変貴重な池とされていて、天然記念物深泥池水生植物群落に指定されている。...

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保津峡下りから大悲閣へ

    400年の伝統を継ぐ保津峡川下りの風景。   船頭の竿捌きに身をゆだね、急流の飛沫を浴びて 保津川下りを初体験しました。そして、渡月小橋をわたり、右岸を小道を2km。保津川の岩を砕いて、舟の運行を可能にした角倉了以の木像のある大悲閣に行ってきました。...

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八幡掘の写生会

   日牟禮八幡宮前クラブハリエ駐車場での写生会の講評    かわらミュウジアムの橋から明治橋方面   紫陽花はきれいに咲き誇っていましたが、 カキツバタの1、2輪でした。 、 葉桜が水辺に照り映え綺麗  明治橋からの京料理「宮前」方面。 八幡掘の人気ショット。 紫陽花と葉桜と石垣  老舗たねや 6月30日の夏祓を控え日牟禮八幡宮楼門...

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