九月の詩(五月来る)
新緑の東寺(京都市南区九条町) 水彩8F 五月来る 次次と鱒釣り上げて歓喜の児 惟之 茶摘唄聞こゆ令和の札所道 沖島へ子らと石投げ五月来る 早稲田やふはりふはりと雲の浮く ケロヨンに夏着重ぬる幼かな 誌上句会 兼題「紫陽花」または「サングラス」...
View Article第15回 湖水会水彩画展始まる
木漏れ日の道 F9 相根滿誼 第15回湖水会水彩画展が開催されました。メンバー14名の日ごろの力作36点が出展されています。ここでは14点を示しました。どうぞご高覧いただきますようお待ちしております。 黄葉の木漏れ日の坂二人ゆく 惟之 豪邸の居並ぶ和束の茶山かな ゆり園の竹生島(ちくぶ)も浮かび錦の絵 広沢の池の朧や愛宕山...
View Article湖の鳥居に日が昇る
白髭神社の日の出(高島市鵜川) 6F 三浦武弘 近江高島の白髭神社の湖中鳥居からの日の出。鳥居の真ん中から昇る日の出は春と秋の彼岸の年2回です。こんな日の出スポットを描かれました。今月の湖水会水彩画展出展されましたが、彼岸の今日、再掲しました。 秋彼岸湖の鳥居に日は昇る 惟之
View Article太神山登山と不動寺護摩焚き
太神山不動寺の護摩焚 9月24日、太神山山頂へ登り、不動寺の護摩焚きを参観しました。護摩焚きは護摩木を焚いて、災難を除き、幸福をもたらし、悪魔を屈服させようとする祈願といわれますが、初めて体験しました。また、本殿では参拝者に暗がりを照らしてもらい御開帳に恵まれました。...
View Article十月の詩(虎尾草)
街道沿いの美山 F6 虎尾草 夕照やカヌー行き交う瀬田の川 惟之 虎尾草を翳して下る近江富士 比良掛かる虹の真下の浮御堂 夏菊の清く波打つ竹林 東屋の屋根赤々と緑さす 誌上句会 兼題「金魚」または「百合」 光庭妻ののこせし百合のかぶ 和巳 紙の網あやうく楽し金魚追う たかすけ...
View Article曼荼羅山古墳群めぐり
比良山系の蓬莱山(曼荼羅山古墳群の山道より) 昨年12月に開催されました大津市れきはく講座の曼荼羅山古墳群めぐりを再訪しました。コースは150分ばかりの山路。紅葉には未だ少し早かったですが、赤い木の実と蓬莱山の景色は印象に残りました。堅田駅で下りて王将での反省会の生ビールは最高でした。...
View Article第14回青いアトリエ水彩画展のご案内
第14回青いアトリエ水彩画展を下記のとおり開催いたします。 日時:2019年11月19日(火)~11月23日(土) AM10時~PM4時 但し、初日はPM1時から開催 会場:大津市生涯学習センター1Fギャラリー 大津市本丸町6番50号 TEL077-527-0025 京阪電車 膳所本町下車 湖岸方面へ徒歩数分...
View Article11月の詩(行々子)
山田港(草津市山田) 行々子 鱧の骨読経の如く切り進む 惟之 二輪漕ぐ湖辺の街道行々子 夏めきて笛吹きケトルのドミソかな 頂の新じゃが甘く蒸かし立て 葉面に虎視眈眈と子蟷螂 誌上句会 兼題「花火」または「汗」 手に汗を払ひ一票投じけり 三枝子...
View Article第14回青いアトリエ水彩画展終える(その1)
銀秋のせせらぎ(奥入瀬)F6 中村忠治 第14回青いアトリエ水彩画展は期間中、寒い日が続きましたが、好天に恵まれ、多くの方々のご来場をいただきました。ありがとうございました。メンバー5人が日ごろ描いた作品や県展・湖国展などの...
View Article第14回青いアトリエ水彩画展終える(その2)
牛尾宮拝殿(日吉大社) F50 伯耆惟之 第14回青いアトリエ水彩画展終える(その1)につづき、残りの作品を拙句と合わせて御覧いただきたますよう掲載いたします。 真夜の午に神輿の下る神の婚 惟之 友ヶ島の空しき砲台敗戦忌 緑差す木漏れ日の道寂光院 はち切れて子芋飛び出す八頭 干し柿はまだ吊るされず馬籠宿...
View Article十二月の詩(祭獅子)
友禅菊(左京区久多)太田厚子 祭獅子 かぶと虫雄雌提げて里帰り 惟之 祭獅子に頭を噛まれけり兄妹 遊ぶ児の行くてぴよんぴよん鮴ひかる ねそべって蚊遣見てゐる露天の湯 初秋に第九に応募胆試し 誌上句会 兼題「萩」または「虫} 切通し抜けるや萩の括られて 三枝子 孫と寝る一夜のゆかたに虫の声 たかすけ...
View Article紅葉の南禅寺界隈漫歩
鴨の日向ぼこ(鴨川) 紅葉の南禅寺から永観堂、哲学の道、おめん(昼食)、橋本関雪記念館まえ、吉田山、京大講堂、鴨川へのコースを歩いてきました(11月18日)。平日の南禅寺コースは混雑はすくなくゆっくりできました。吉田山近くから京都大学に入り、構内を散策できたのはラッキーでした。鴨川河原の鴨とのひと時はいい記念になりました。...
View Article第九を歌う
ベートーヴェン ベートーヴェンの交響曲第九 第4楽章「歓喜によせて」を24人のメンバーで歌いました。練習は7月から12月までのべ6回。第257楽章から330楽章までをNHKのビデオをスクリーンに映し、楽しく合唱しました。歌えるかな やってみようを合言葉にして歌うことができました。 楽聖の似顔を掛けて歌う第九 惟之
View Article謹賀新年2020
湖南アルプス初日の出(2020.1.1 AM 7:26 ) 新年あけましておめだとうございます。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 黄金差す令和の初日昇りけり 惟之 裏山に母子も登り初日の出 山仲間初日出れば第九かな 寒風に言葉交わして集ふなり 日の出20分前の大戸川と湖南アルプス...
View Article一月の詩(秋暁)
日吉大社の大絵馬 秋暁 夜泣の児あやし月夜の一回り 惟之 蟷螂と閨に一夜を過ごすなり オムライス二人で分ける敬老日 秋暁や網打つ人は未だ見えず 山霧は一村包み法螺響く 誌上句会 兼題「新米」または「落鮎」 落鮎の一片となる流れかな 三枝子 弥白き多摩川の瀬や下り鮎 まこと 元気よく梁の落鮎跳ねてをり...
View Article新春十三句(2020)
日吉大社・牛尾宮(大津市坂本) F50 吾子抱き夜番の人と一廻り 惟之 黄金さす湖南アルプス初日の出 裏山へ母子も登り初日浴ぶ 人だかり日吉大社の猿回し 初ビデオライオンキングに目を澄ます オリオンを指呼する吾子やキッザニア 初春のファッションモデルキッザニア 鰭酒をコップに注がれ敗着す...
View Article二月の詩(雁渡る)
二年坂 雁渡る 初紅葉叡山へ発つケーブルカー 惟之 古希と喜寿二人で祝ふ茸飯 蝉丸の面は物憂げ花梨の実 秋天の虚空へ聳びゆ摩崖仏 吊橋の空次次と雁渡る 誌上句会 兼題「鮪」または「牡蠣」 触れ太鼓合図に鮪糶られけり 三枝子 牡蠣棚の並ぶ内海波しづか 由紀子 鮪寿司いつもの店で昼御飯 祐枝女...
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