近江路の三尾山、乙女ヶ池、大溝城跡の散策
三尾山山麓のみどりに映える柿の木 近江古道の万葉歌碑や壬申の乱の古戦場であったと言われる近江高島の三尾山に登ってきました。三尾山は最寄駅から徒歩で行ける山。しかし、道標が少なく道に迷い、ヒヤリとしました。帰り道は歌碑由来の乙女ヶ池や浅井三姉妹のお初が生きた大溝城跡に寄って、秋の一日を楽しんできました。...
View Article11月の詩(葉桜)
明けの川辺に咲く鶏頭花 焼き上がる小鮎の香り小屋に満つ 惟之 朝焼や黒き鳥来て枝ゆるる 蜘蛛の囲の繕ひの跡うつすらと 葉桜の木漏れ日浴びて艇かつぐ みんみんと蝉を呼びをる幼かな」 瞑想の木蔭のベンチ落し文 洋子 落し文探し当てたる夫の留守 秀子 落し文洒落たる名前貰ひけり 捨弘 雨上がり庭で見付けし落し文 アイ子 かやぶきの美山に拾ふ落し文 惟之...
View Article第11回青いアトリエ水彩画展ご案内
第11回青いアトリエ水彩画展(2016)をご案内申しあげます。ご高覧いただきますようお願い申し上げます。 日時:2016年11月8日(火)~11月12日(土) AM10時~PM4時 場所:大津市生涯学習センター 1階キャラリー 大津市本丸町6番50号 TEL 077-527-0025 作品展示:風景、静物など約30点
View Article青いアトリエ水彩画展おえる
秋桜(愛東マーガレットステーション) F6 大蔵美耶子 11月12日(土)、第11回青いアトリエ水彩画展を無事おえることができました。今回より大津市生涯学習センターで開催しましたが、会場が広なり、多くの方々にご来場いただきありがとうございました。頂きましたアドバイスやお心お心遣いに感謝しております。これらを今後の糧として制作に励みたいと思っています。 かやぶきの千木かさなりて夏木立...
View Article晩秋の石橋
晩秋の石橋(大津市坂本) F8 日吉大社の大宮川に架かる大宮橋。晩秋の頃こはとくに写生するひとが多い。橋下は暗く、風がぬけてきて肌寒い。堰になっている石はこのように赤く、川底の石も赤い。叡山から流れる渓流の鉄分が染めた赤色。周りの紅葉とマッチしている。境内を流れる大宮川にはこの橋の手前に走井橋、そり橋の二宮橋があり、日吉三橋といわれている。いずれも花崗岩で、1669年設置された。...
View Article十二月の詩(夏の灸)
青空に無患子の実の彩りて 山麓の緑雨にけぶる牧場かな 惟之 ミニカーをリュックに詰めて夏帽子 おおうれし逆児もりし夏の灸 蹴り上げて花火聴いてるお腹の児 黒焦げの写真は兄ぞ原爆忌 後の月亡夫の能管聞こえさう 初枝 ビルに出てビルの谷間の十三夜 捨弘 十三夜明かりいただき母のこと 幸子 十三夜仁王の小指欠けてをり 惟之...
View Article石山寺御開帳
石山寺33年目御開帳の如意輪観音のスッケチ F2 本年は石山寺33年一度の御開帳の年に当り、12月4日が最終日であった。御閉帳近くは長蛇の列であったが、早く出かけたのでスケッチができました。本尊の如意輪観音は1078年に焼失したが、1096年に再建されたといわれる。髙さは3m(当初は4.2m)でとても優しい顔をされている。 石山の石にたばしる霰かな 芭蕉...
View Article一月の詩(無患子)
立木山と大戸川沿いの散歩道 青柿の色づきそむる夜明けかな 惟之 無患子を空へ数へてあおあおと 里山に横一文字の曼珠沙華 ライオンの貌まのあたり秋暑し 秋暁の川面飛び立つ鳥の群れ 猫の鈴塀に移りし神の旅 美枝 庭の木木急に生き生き神の旅 テル 出雲にて首脳会談神の旅 洋子 神の旅誰と誰とを結ばうか 捨弘...
View Article2017年謹賀新年
タグボート(部分) 大津港にて 水彩 50号 昨年は多くの方々にご訪問いただきありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。 タブボート四隅繋がれ年明ける 惟之
View Article近江町市場の界隈十三句
「市民の台所」として親しまれている近江町市場 京都発7:29発のサンダーバード3号に乗り、金沢に行ってきました。義兄の法事を終えて近くの近江町市場や主計町茶屋町、ひがし茶屋街を散策。4年前は雪で列車が遅れましたが、一月七日のこの日は、気温が10度まであがり、暖かい一日でした。 朝日受け降り立つ人の息白し(敦賀駅) 惟之 白山の雪の連山晴れわたり...
View Article第12回湖水会水彩画作品展のご案内
第12回 湖水水彩画作品展をご案内申し上げます。会員15名の日頃の作品40展を出展しています。ふるってご参加いただきたくお願い申し上げます。 日時:平成29年1月17日(火)~1月21日(土) 10:00~16:00 場所:大津市生涯学習センター1Fギャラリー 大津市本丸町6-50 TEL 077-527-0025 アクセス:京阪電車 膳所本町下車 湖岸方面へ徒歩10分
View Article雪の毘沙門堂
雪の毘沙門堂へf石段をのぼる 新年句会の集合時間に少し時間があり、会場近くの毘沙門堂を参拝しました。本堂の大屋根は雪で真っ白。境内の枝垂れも雪が被っていました。春には疎水桜が開花、菜の花も咲き誇りますが、今はひっそり。雪解道や参道での凡句と句会での袋廻しの混迷句を紹介。画像は句友の捨弘さんより提供いただきました。 雪解道これより三丁毘沙門堂 惟之...
View Article第12回 湖水会水彩画作品展おえる
島の昼下り(近江八幡・沖島) F6 北川清房 第12回 湖水会水彩画作品展は、大寒のおり、多くの方々のご来場を賜りありがとうございました。 作品の一部と写生場所の拙句をご紹介し、お礼に替えさせていただきます。 島の秋物干し竿の影のつづく 惟之 さよならを子等と交わして島の秋 桟橋は猫の居場所や秋日和 かやぶきの千木かさなりて夏木立...
View Article二月の詩(鶏頭花)
雪の朝 大津市黒津 (2017年1月15日) 鳶笛の一声わたり虫すだく 惟之 昨夜の風倒してゆきぬ鶏頭花 朝風に揺れて葉陰の葛の花 信号の無き湯の街や星流る 豆名月部屋いつぱいに赤子泣く 一年が短くなりて冬至粥 洋子 冬至湯にゆっくり入り夫偲ぶ 初枝 冬至の日日没計る一年生 秀子 銭湯の柚子と戯る父子かな 捨弘...
View Article湖岸の春
湖岸の春 F40 水彩画(2011年) 比良山を背景にしたこの絶景。毎年、1月から2月に守山市今浜町のなぎさ公園に咲く早咲きの菜の花です。このシーズンにはブログに掲載したくなります。この風景に人物を入れてみたく思っていますが、悩んでいます。 比良からの風より生れし花菜かな 惟之
View Article第34回公募 京都水彩展のご案内
第34回公募 京都水彩展が開催されます。ご高覧いただきたくご案内申し上げます。 日時:2017年3月21日(火)~3月26日(日) 午前9:00~午後5:00 最終日は午後4:00まで 場所:京都市美術館 106号~110号
View Article三月の詩(万葉の里)
正倉院の雛・模写(大津市坂本 旧竹林院にて) 万葉の里を彩る柿たわわ 惟之 さよならを子らと交わした島の秋 軒下は貝殻の道冬に入る 磨崖仏深山に御座す冬日中 冬の鳥群れ飛び変幻自在なり 余生まだ頼られをるや竜の玉 三枝子 竜の玉トルコブルーの色に似て 捨弘 巷の灯届かぬ辺り竜の玉 洋子 乳母車押しゆく路地に竜の玉 美枝...
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