雪の毘沙門堂へf石段をのぼる
新年句会の集合時間に少し時間があり、会場近くの毘沙門堂を参拝しました。本堂の大屋根は雪で真っ白。境内の枝垂れも雪が被っていました。春には疎水桜が開花、菜の花も咲き誇りますが、今はひっそり。雪解道や参道での凡句と句会での袋廻しの混迷句を紹介。画像は句友の捨弘さんより提供いただきました。
雪解道これより三丁毘沙門堂 惟之
雪掻きの人と声掛け参拝す
幼稚らと声掛け逢ひて雪の道
雪しずくぽたぽた浴びて石段を
参道や犬も転びし雪解道
のびのびと疎水桜の冬芽かな
初句会袋まわしに四苦八苦
香の物色鮮やかに赤かぶら
青々と澄まし彩る花菜かな
会席の料理のデザート冬苺
本堂の大屋根は雪で覆われ真っ白