近江国庁跡史跡公園
奈良・平安時代に瀬田にあった近江国庁跡を目指し、徒歩6時間の近郊史跡巡りを小春日和の11月14日(水)に仲間と実施しました。遺跡の写真説明は平成23年に開催された大津歴史博物館の企画展「地中からの贈りものー遺跡が語る大津ー」を参照した。
コース:稲津神社ー横尾山古墳群ー瀬田廃寺跡ー青江遺跡ー近江国庁跡史跡公園ー大場の桜ー参宮橋ー雲住寺ー唐橋ー瀬田城跡ー稲津港
くちなしの木の実は橙色参道に 惟之
木漏れ日の落葉道なり古墳道
山茶花の零る坂道青江遺跡へ
累々と光る墓標や枯芒
子ら遊ぶ国府庁跡黄葉映え
小春日の国府庁跡遠比叡
小春の日参宮橋の赤きかな
稲津神社参道
稲津神社本殿前
横尾山古墳群のあった横尾山林道
横尾山竹林を見て瀬田廃寺へ
瀬田廃寺跡碑
瀬田廃寺跡。瀬田廃寺の創建瓦が国府庁と同様の飛雲文瓦であることから、国庁と同時期に瀬田廃寺が造営されたと考えられる。
青江墓苑。青江遺跡は国府の南350mの丘陵上に位置し、平成11年度の発掘調査で、
近江国庁跡。国府の中心部である政庁では大型建物の前殿と後殿を南北に置き、その左右に細長い脇殿を配置。さらに、これらの建物は築地塀で囲われている。この建物配置は平城宮や平安宮などの中枢部を模したものとみられる。
近江国庁跡
近江国庁跡説明
推定国府域と周辺遺跡図
東西約23.9m、南北約13.3mの木製外装基壇からの風景。この基壇から出土して遺物から饗宴のための空間と推定されている。
近江国府庁地区の北東端よりの景色。前方に比叡山を望む。中央の建物は木製外装基壇。
旧東海道沿いの樹齢約200年の大場の桜。参勤交代の大名行列を見つめていた。
大場の桜の説明版
高瀬川に架かる参宮橋
横尾山一号墳。斜面を幅16m四方にわたり削平して墳丘基底部を作り出し、その上に土盛りを行った方墳であり、扁平な切り石にとって石室が構築されている。
橋守地蔵縁起
雲住寺三門と庭園
百足供養塔(雲住寺)
俵藤太の百足退治の図(雲住寺)
瀬田唐橋架替履歴。天文14年(1545年)の石佛安置から、信長、秀吉竣工、本多家~昭和54年(1979年)竣工の武村正義までの24回の履歴が記載されていた。
日本三大名橋 瀬田大橋
瀬田城跡