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Channel: 水彩画と俳句の世界
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高槻「欅」句会を終えて

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                           由布岳の夏 8F

  114回(9年8か月)つづいた高槻句会は今回で最終回となりました。深い絆でつながっていた句会仲間が解散することになりました。とても残念ですが、句会参加できた九人の2句を掲載します。とりあえず、再会は来月、紅葉の日吉大社、吟行です。

   新豆腐 運命線の 上に揺れ   よう子

   東洋の 魔女逝く菊の 香る夜

   秋澄むや 心に濁り なかりけり  捨弘

   太刀の魚 妖しき光り 放ちけり 

   検診の 見たては辛目 唐辛子  心太

   手に軽き 手提げ頂く 敬老日

   玉入れの かず数えれば 飛行雲  照子

   白菊の 紅差す頃を 愛でにけり

   うやむやに 過ぎし一日 芋のかゆ  洋子

   今朝の秋 遠きものほど 美しき  

   頭さげ 実りの至福 今年米  ひろよし

   陽光の 織りなす錦 山装う

   小さき手に 団栗三つ 握りしめ  久子

   うす味の ほどよく決まり 茸飯

   コスモスの 咲く道帰る ランドセル  敬子

   台風の 爪跡のこる 木の根っこ 

   これはこれは 菊満載の 花車  裕毅

   天と地は コスモス畑と 茜くも 

   由布岳の 裾野ひろげる 秋桜  惟之

   様かへて 再会誓ふ 紅葉かり

 

   

   

 

 

   

 


大平山・千頭岳登山

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                        陀羅谷での茶の花

 交通機関は自転車で移動して、滋賀県と京都府の県堺にある大平山(464m)、千頭岳(602m)に行ってきました。

 瀬田洗い堰→(自転車)→陀羅谷→大平山→千頭岳→陀羅谷→(自転車)→瀬田洗い堰

 

   堰に入る水逆巻きて台風過     惟之

   自転車を束ねて括り山のぼる

   六地蔵襟元朱き零れ萩

   秋出水山道抉り深き谷

   毒茸のあやしき傘をひろげをり

     茶の花の光を放つ雄蕊かな    

 

 

              自転車をつなぎ合わせて駐輪

              登山口の六地蔵

             大平山の登りはきついです

  

              大平山山頂 464m

              木通が吊下ってますがーーー

                千頭岳への東海自然道

               三角点への近道。案内板ピンボケ。

              西千頭岳頂上の鉄塔。向こうに三角点。

          西千頭岳三角点(602m)

              台風の出水で荒れた山道1

                     山道2

                    山道3

                   傘を広げた毒竹?

               林間の経塚山

                 荒れた下山道

           陀羅谷上流

 

 

 

 

 

学区運動会は終わりました

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                       玉入れ風景

   秋晴れの一日、第55回の学区運動会は無事おわりました。選手集め、テント張り、弁当やおにぎりの手配、などいろいろ準備が大変でしたが、楽しい運動会でした。結果は、17学区の2部8位。この成績(最下位)はここ数年、指定席ですが、お互いのコミケーションを深めるとてもいい機会でした。選手の皆さん、応援の方々、そして役員の皆様、ありがとうございました。

                   開会式これも得点運動会    惟之 

                   谷側の位置は有利よ大縄とび

                   同点のじゅんけん負けて大縄とび

                   綱引は唯一の三位運動会

                   ホールインワン誰もゐなくて運動会

                   玉入れはなかなか入らず天仰ぐ

                   応援の第三コーナー湧くリレー

                   応援の前で転びしリレーかな

                   

                   

                   

                

                   

                   

           

                     

                    

第8回青いアトリエ水彩画展のご案内

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 第8回青いアトリエ水彩画展を下記のとおり開催いたします。作品は風景、静物の25点です。ご高覧いただきたくご案内申し上げます。

 日時:2013年11月11日(月)〜11月15日(金)

     10時〜16時 火曜のみ15時まで

 会場:NHK大津放送局ふれあいギャラリー

    大津市打出浜3−30 TEL:077−522−5101

    アクセス 京阪電車石坂線 石場下車すぐ  入場無料

 

 

 

牧場の絆

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                    牧場の絆(岐阜県中津川)  6F 

 今回の第8回青いアトリエ水彩画展に出展する25作品の一つ。 恵那山麓のふれあい牧場でのスナップ写真を切り取り作品とした。この黒い毛のかなり大きな仔馬は、いつも赤い毛の母馬のそばを離れず草を食べている。足元には白い花が咲き、遠くには赤い馬舎が見える。梅雨入り前の初夏の雨上がり。背景の恵那山は殆んどガスで靄っている。

    木曽駒の牧場の絆 母子草    惟之

       恵那山の緑雨にけぶる牧場かな

    

    

    

 

 

黄色いバラ

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                   黄色バラ  30F  長井房枝

  アトリエ展で一番に目立った作品。大津館のイングリッシュガーデンのバラ。背景の赤白のバラは主役のバラを引き立て、水遣りのホースも絵に動きがうまれているとNKさんからのコメントをいただきました。

 

 

 

 

 

                

石積み(坂本)

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                石積み(坂本) 6号 中村忠治

 大津市坂本の日吉大社への参道に見られる石積みの塀をよじ登る蔦紅葉を描かれた意欲的な作品。作者の研ぎ澄まされた美意識が感じられる作品でもある。殆んどの方が静かに魅入っておられた。

 

 

京都の醤油屋さん

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                京都の醤油屋さん  6F 大蔵美耶子

 京都千本通りにある醤油屋の老舗松野屋。店先の大きな樽が面白く、格子戸や長い瓦屋根が緻密である。屋号の木公は言われてみて気がついたが、松を縦にしたものと思える。ニュートラルチントとペインズグレーの紫系の配色は作者の独自のもので出品の7作品にみんな見られる落ち着いた雰囲気がある。


第8回青いアトリエ展終える

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             のどかな刻 6F  中村忠治

 第8回青いアトリエ展はお陰様で無事終えることができました。期間中はあまり天候には恵まれませんでしたが、多くの方々のご高覧を賜り、ありがとうございました。皆様から頂きました貴重な意見、助言を糧に新たな創作活動に励みたいとおもっています。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

      グミ  6F  大蔵美耶子

         レトロな駅舎(新八日市駅) F8 長井房枝

            ブライダルメイツ(ハワイ) 8F

 

 

日吉大社紅葉晴れの吟行

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                            大宮川の紅葉  

  紅葉が美しく映える日吉大社へ吟行してきました。石積み、合掌鳥居、楼門、神輿庫、日吉三橋など見どころはたくさんあって、さすが紅葉の名所といわれる日吉大社でありました。拾穂庵での蜆の釜飯をいただいての句会は9年ぶり。吟行ならではの句が沢山、披講されました。

  比叡山坂本駅10:00→坂本観光会館→御田神社→石積の参道→合掌鳥居11:00→

  大宮橋→西本橋→東本宮→猿岩→二宮橋→大宮川散策→大宮橋→拾穂庵(昼食・句会)→

  京阪坂本駅→比叡山坂本駅17:00         

          境内の木々燃えあがり神の留守  てる子

          水清き日吉三橋照紅葉

          猿石の額に赤き木の葉かな  よう子

          銀秋や石橋に聴く水の音

          神さるのお守り買ひぬ秋の暮  けい子

          橋の下紅葉一枚流れゆく

                  大鳥居潜れば古社の紅葉かな  すてひろ

          花嫁は紅葉の下に来たりけり

          楼門の四隅に神猿小守柿  のぶゆき

          そり橋の石の擬宝珠や冬の苔

        一の鳥居近くの御田神社の無患子(ムクロジ)

  朝日差す無患子の実は黒かりき   惟之

  参道で声をかけられお土産にさっそく柚子2個買ってしまう

   参道に柚子売る声や日の溜まり   惟之

        石積みの参道。せせらぎが心地いい

 石積へ確と登りし蔦紅葉   惟之

             合掌鳥居(山王鳥居とも)

合掌の鳥居をくぐり照紅葉   てる子

 

            猿回しの声甲高き柿たわわ    惟之

           西本宮の楼門。四隅に木彫の神猿がーー

           

                    桂の樹 捩れ落葉の積もれけり    惟之    

                

                  大宮川と大宮橋

                    二宮橋と紅葉晴れ    

                      猿岩の前で一句

   

         紅葉の樹の下で記念写真    

 

     

 

 

みんな集まったよ

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                      みんな集まったよ   いそべこはる 5歳

   今年の4月(恵介)、8月(佑空)、9月(悠理)に孫が生まれましたが、11月24日(日)に家族全員の12名が一同に会しました。みんながわいわいがやがや喋っている僅かな間にこはるちゃんがこの絵を描きました。3人の服や顔の特徴が見事に捉えられていて驚きました。こはるちゃんありがとう。

              

                     

 

 

赤煉瓦の丸の内駅舎

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                          赤煉瓦の東京駅 8F

  東京駅の丸の内駅舎を描きました。駅舎は南北335mにおよぶため、こんなアングルになりました。1914年に開業されたが、来年が100年目。こんな折に偶然にUPでき、ひとりで悦に入っている。作品はペン画デッサンで、修正インクやポスターカラー(白)も試してみました。修正インクは絵の具が乗らずに難しい作品となりました。

 東京駅の歴史によれば、1903年設計依頼(辰野金吾)、1908年駅舎工事着手(大林組)、1914年工事竣工、使用された煉瓦926万6500個、セメント2万8843樽、花崗岩8万3375切、鉄材3500トン、木材1万8200尺、松丸太1万1050本(基礎)、作業員のべ74万7294人、1日平均500人、忙しい時期約1000人といわれている。

   八角のドーム駅舎や冬日燦  惟之

   百年の刻を重ねて冬煉瓦

           見事に復元された八角ドーム天井

 

全員集合

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                       12人の全員集合   いそべこはる 5歳

  クリスマスイブの朝、こんな素敵なメールが送られてきました。先月、東京で孫の4人と家族全員の12人が集合した絵です。孫は上に、しがのおじいちゃんたちを下にずらりと描いてくれました。この絵はおじいちゃんの宝ものにします。こはるちゃんありがとう。また、描いたらおくってね。皆さん、良きクリスマスを、そしてどうぞ良き年をお迎えください。

    イブの朝 愉快に集う 絵の家族   惟之

紅葉の宝厳院庭園

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                                     宝厳院の色紅葉  

  12月はじめ特別公開の 宝厳院(ほうごんいん)に行ってきました。宝厳院は天龍寺の搭頭で、広大な敷地の回遊式枯山水庭園は歴史ある庭園にふさわしい見事な景観でした。以下、巨岩「獅子岩」などの景色と紅葉をご覧ください。

     打掛けを羽織って見せる色紅葉    惟之

     獅子吠える巨石の謎や 紅葉散る

     保津川に紅葉の映えてボートゆく

     天辺へ葉擦れ優しき竹の春  

     小倉山お椀の如く山装ふ

謹賀新年2014

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                             伊吹山

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくおねがい申し上げます。

 夜回りの声張り上げて冬の星    惟之

 夜回りの子等の絆や寒すばる

 拍子木の音澄み渡り寒昴

 マイン橋の12神将初暦

 喰い初めの母子の笑顔やお正月

  孫三人無事に授かり大福茶

 

 

      

 

 


湖南アルプスの初日2014

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                       湖南アルプスの初日の出

 今年も田上山を昇る初日を仲間と望むことができました。大戸川沿いの瀬田丘陵を徒歩15分、通称アンテナ山の「望旭楼」と長老Aさんが名付けた山復で酒を汲み、シュトラウスを聴きながらーーー。天候は雨上がりで雲が厚く張っていて心配でしたが、5人が集まりました。日の出の時間(7:26ごろ)には見られなかったですが、8時まえにやっと雲の間から初日が昇りました。拍手。

手づくりの棚にごまめと酒並ぶ(7:27)

刻すぐも初日を覆う厚き雲(7:30)

久しくも雲間に初日顔を出し(7:55)

            

煌々やっと望めし初日かな(8:00)

手づくりの小鳥も映える初日の出

               瀬田ゴルフ場と瀬田川沿いの街並み

深々と落葉を踏みて山くだる

初空やゆるりと流る大戸川

 

          

伏見稲荷に初詣

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               伏見稲荷大社の楼門

  正月4日、伏見稲荷大社へ初詣にいってきました。全国稲荷神社30000社の総本山と云われる。特に名高い千本鳥居はとても数えきれません。稲荷山の山頂をめざす回周コースは、きついアップの階段もあってハアハアパクパク。家族の健康と多幸を祈ってきました。

 楼門の賀正の幟はためきて   惟之

 赤々と千本鳥居の淑気かな

 札数ふ さい銭開きの四日かな

 鈴の緒の外されてをり初詣

 稲荷山登りて京の初御空

 奉納の小さき鳥居に筆肇

 参拝の人並続く初御空

参道入り口。四日とあって比較的すいていました。一日は超満員で歩けないほどの人出でした。

因みに、昨年の参拝者は278万人。さすがは商売繁盛の神様(11:12)。 

一の鳥居近くの参道。楼門の左右の賀正の幟が迎えてくれました。出店の声がにぎやか。

長蛇の列を並んでやっとこの前で願いごとを祈念。灯籠の頭の石を持ち上げ軽いと感じたら願いが叶うとか。

キツネの顔の絵馬。眉毛以外は自分で顔を描く。表情がいろいろを面白い。裏に願いごとをかく。

参拝者であふれる本殿まえ。混雑のため鈴の緒は外されていた。 本殿最前列は撮影禁。

本殿の左の大極殿。こちらは鈴の緒が垂れていて、前列にはおみくじが沢山くくられている。

二の鳥居を潜る.右狐は巻物を銜えて参拝者を睨んでいるよう。(11:23)。

千本鳥居をゆく人並みで肩が触れ合う(11:26)。

千本鳥居をはあはあ息を切って登り降り。

熊鷹社近くの案内版。四の辻の少しくだって、右周りで稲荷山を目指すコースとした。

やっと稲荷山山上に辿りつく(11:34)

山頂の社にゆらぐあかり。混雑で参拝に時間がかかる。

手すりのある階段はありがたい(12:47)

冬日の差し込む午後の千本鳥居(13:15)

京の街並を見てゆっくり歩いて下山。

JR稲荷駅にやっと帰る。これから参拝する人らとすれ違う(14:10)。

 

 

 

 

 

 

シクラメン

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                    シクラメン 6F

どんど焼き

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                          どんど焼き(大津市石居 1月13日 7:06)

 正月15日を中心に行われる火祭りの行事。左義長、どんど、とんど、とんど焼きなどと云われる。正月の飾りである門松や注連飾りなど各家から集めて、浜や河原、田などで中央に青竹や太い木を立て、集めた飾りなどを積み上げ焼く。左義長の火は神聖なものと考えられ、その火で体を温めると災難を免れ、若返るとされる。また、書初めをした用紙をこの火にくべ高くあがると上達するといって喜ぶならわしがある。現代俳句歳時記 角川春樹編 1998年より転載

  どんど焼きどんどと雪の降りにけり    一茶 

  どんど火に手が花びらの子どもたち   能村登四郎

  どんど焼き煙りの匂ひにつられ来し   惟之

   

あやめ雪(蕪)

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                   茨城産かぶ あやめ雪 6F

 首の部分が薄い紫色で根の下半分は真っ白な品種。きれいな色に魅かれて二株買う。ネットで検索すると、あやめ雪なる蕪があった。サラダや浅漬けなどにすると美味しく、漬物はしばらく漬けておくと美しい赤紫色が全体に回り、ほんのりピンク色に染まるらしい。

  根の赤きいとiいたいけな蕪かな   惟之

  

  

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