九輪草の咲く音羽川源流
修学院から赤山禅院に立ち寄り、梅谷口の登山道よりの音羽川源流に咲く九輪草を見て来ました。ルートは修学院から一本杉を経て、滋賀大仏から滋賀里駅へのコース。ブラシの花、卯の花、餅つつじにも出会い、新緑の溢れる初夏の一日を過ごしました。特に、九輪草の群生との出会いは、忘れえない感動の刻でした。
京都市バス(岩倉ゆき)9:02ー修学院着10:00−赤石禅院10:30−(境内)−梅谷口10:40−京都トレイル東山69・水飲退陣跡11:40ー音羽川源流(林道)ー石鳥居12:36ー九輪草12:45ー九輪草13:29−一本杉14:10−滋賀大仏15:35ー百穴古墳ー八幡神社ー滋賀里駅16:00
永き日や銀杏並木のバス仲間 惟之
夏空へブラシの花の赤き花穂
北山の代田つくりや比叡遠見
黄金の角を頂く夏の狛犬
五十日(ごとうび)の云われは赤山夏木立
手触りの心地よきかな餅つつじ
竹林の日陰に座する十六羅漢
人知らぬ深山に群れし九輪草
街道の旅人護る夏ほとけ
満開のブラシの木の花。こんな花があるんですね。10:11
新緑を見上げで、赤山禅院に向かう。石の鳥居が前方に見える。
赤山禅院(せきざんぜんいん)の本殿。京都御所の表鬼門を守護し、都七福神の福禄寿のお寺としても知られいる。また毎月行われる五日講が古くから商人に信仰され「五十払い(ごとばらい)」の起源となるなど、さまざまな信仰を集めている。10:25
金色の狛犬。額に角あり。10:26
境内の16羅漢と33観音。10:27
いよいよ九輪草への出会いのスタート。赤山禅院境内が広く、宮内庁管理。10:42
時をおり、卯の花に出会う。花影を汗を拭き拭きのぼる。
餅つつじの花。名前の示すとおり、触ってみると、もっちり。触り心地がとてもいい。葉色と薄紅の花
の取り合わせがきれい。11:32
京都トレイル69の分岐点。11:42
水飲対陣之碑
トレイル69からの登り。
音羽川源流
雲母坂近くの案内版。12:34
九輪草12:45
一本杉近くから一気に下山。14:15
比叡山ドライブウエイ 夢見が丘バス停よりの大津市街。14:38
街道沿いの滋賀大仏。15:35
大仏小屋
滋賀里駅への竹林。15:44
6世紀後半の朝鮮渡来人の共同墓地といわれる百穴古墳の羨道の入口。この羨道はドーム状の
横穴式石室の玄室と繋がっている。現在は60数基みつかっており、坂本から錦織の大津市で見られる。