藤の花の蜜を吸う虻(草津市志那町 三大神社)
草津市の指定天然記念物に指定されている三大神社の藤を見て来ました。この藤は樹齢400年(推定)の古木、穂が2m近くにもなり「砂ずりのふじ」とも呼ばれ、地元の人に親しまれています。古老の言い伝えでは、天武天皇(673年~686年)のゆかりの樹木であるが、織田信長の兵火(推定1571年)で焼失。その後、株元が芽生え、次第に繁茂して今日にいたっているといわれる。
くたびれて宿かるころや藤の花 芭蕉
藤の花長うして雨ふらんとす 子規
藤垂れて病室まぎれなくにほふ 龍太
焼打ちに逢ふも芽生えし藤の花 惟之
朝の日を零して垂るる藤の花
ぶんぶん飛ぶ花より太き藤の虻
砂ずりの藤の古木や400年