October 13, 2014, 7:28 pm
霊仙山頂近くのカルスト
鈴鹿山系北端の霊仙山に行ってきました。JR醒ヶ井駅発7:48のバスで養鱒場へ向かう。バス停から登山口まで林道を谷川の川音を聞きながら、約70分。野葡萄、鬼灯、柿など眺め、ナナフシ(竹節虫)にも出合う。登山口で届けを済ませ、念願の霊仙山へ。苔生した石垣の沢をのぼり山小屋を経て、やっと2合目の汗拭き峠。次の目標、見晴台(五合目)までは約50分。ここでは名古屋からの2人と一緒に絶景を観る。眼前には伊吹山、津田山、八幡山、沖ノ島。遠望は三上山、比叡山、比良山など。台風19号がせまっているのに幸運であった。虎ヶ池(霊仙神社)七合目へは、一面に白い綿帽子をつけた花野跡がつづく。景色は一変して、カルストの岩があちこちに見られる。経塚山から最高点(1098m)に向かう。最高につかれきっているが、周りの景色に魅せられ勝手に足が動くのだろうか。12:30目標の霊仙山に登り着く。南には、藤原岳、御池岳などの鈴鹿山系が幾重にも影絵のごとく見られた(写真撮り洩れ)。昼食をすませ13:00に下山準備。下山コースは二本松経由の柏原登山口のルート。途中でルートを間違いJR柏原駅には17:00に着く。帰りの車窓から見た夕焼雲が見事でした。お疲れさまでした。
霊仙山のカルスト原の枯木立 惟之
蟻のごと往けりカルスト秋の山
霊仙の花野に舞ひし綿帽子
秋天や風に舞ひをり白き綿
秋の山影絵のごとく幾重にも
熊除けの鈴響かせて霊仙山
ひと休み腑と足元に鳥兜
お
JR醒ヶ井駅
養鱒場バス停
養鱒場入口
林道の鬼灯
野葡萄
ナナフシ(竹節虫)
登山口へ林道をゆく
登山口
山小屋
汗拭き峠(二合目)
見晴台(五合目)
びわ湖のようなお虎ヶ池(霊仙神社)
七合目付近からの伊吹山
霊仙山最高点(1098m)にて
霊仙山山頂
二本杉(二合目)
柏原登山口
夕焼
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October 20, 2014, 9:00 pm
棚田 6F 北川清房 2014年9月熟練トリオ展より
棚田は田植えのころが一番好まれて描かれる。この作品は水田に映っている雲がきれい。こんな棚田を描きたい。ついつい色をかさねてしまう。筆の置きどころがむつかしい。
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October 21, 2014, 9:12 pm
第10回湖水会水彩画展を下記のとおりご案内申し上げます。ご高覧いただきますようお願いいたします。
日時:2014年10月21日(火)~26日(日) 10:00~16:00
場所:大津市生涯学習センター・ギャラリー1階
大津市本丸町6-50 TEL:077-527-0026
作品:会員19名による風景画、静物、人物など41点
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October 25, 2014, 6:34 pm
白樺林(上高地) 6F 大蔵美耶子
第10湖水会作品展がおわりました。今年が第10回の記念作品展。結成されて丁度10年。指導いただいていた石原誠治先生はすでに故人となられ、若かったメンバーも歳を重ねました。最年長は卒寿のNさんですが、毎回意欲的な作品に挑まれています。全員の作品を1点ずつ掲載しました。
伊吹 F6 飯沼正明
夏の思い出(倉敷) F6 太田厚子
島の狭い裏路地(クロアチア・コルチェラ島) F6 北川清房
初夏の大内宿 M9 相根満誼
舟屋(三方五胡) F6 佐藤 武
もうすぐ雨が(大山崎) F6 清水ちよ
帰帆島秋色(草津市・矢橋) F6 杉本幸男
夕焼け(有馬温泉) F6 高橋忠英
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October 29, 2014, 7:14 pm
毘沙門堂(京都・山科) 高橋 満
鶴仙峡(山中温泉) F6 田中義三
桜並木(海津大崎)部分 変形 内藤哲哉
静けさ(長野・御射鹿池) F8 中村忠治
夏姿のU子さん F10 長井房枝
牛尾神社 F8 伯耆惟之
浮見堂 F6 町田源二
回想(京都・美山)部分 F4 山崎 清
モダンⅡ F6 山中真由美
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November 14, 2014, 12:04 am
第32回公募 京都水彩展が開催されましたのでご案内いたします。
日時:2014年11月11日(火)~11月16日(日) 9:00~17:00 最終日は16:00まで
場所:京都市美術館
作品は会員、会友、一般の約300点が展示されています。ふるってご高覧いただきますようご案内申し上げます。
会場の京都市美術館。第69回行動展も開催されています。
会場の展示作業を終えて、近くの白川沿いの紅葉路を最寄駅の東山駅へ。
白川の紅葉に映ゆる夕まみれ 惟之
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November 17, 2014, 12:52 am
第9回 青いアトリエ水彩画展を開催します。ご高覧いただきたくご案内申し上げます・
日時:2014年11月17日(月)~11月21日(金)10時~16時まで
場所:NHK大津放送局 ふれあいギャラリー
作品:風景、静物、人物の25点
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November 17, 2014, 3:13 pm
霊仙山最高峰もうすぐ(滋賀県米原) F6
霊仙山の最高峰は目前。7合目くらいからカルストの岩石が沢山みられる。散在する石灰岩の表面は溶解浸食を受けて、動物の屍のように見える。青いアトリエ水彩展の出展作品。
けものめく カルストの岩 冬ざるる 惟之
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November 17, 2014, 3:50 pm
堅田の古民家 8F
大津市堅田の古民家。この絵の右側は堅田漁港。左側は浮見堂が近い。写生では、よくこの場所から湖側の舟に三上山を入れて描かれる。この屋根の大きな古民家が目にとまり、思わず座りこむ。今はさびれた風景だが、往年は湖族として悠々されたか。青いアトリエ展出展。
秋風や 古民家の屋根 おほきかり 惟之
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November 18, 2014, 1:58 am
伊吹秋色 8F 長井房枝
第9回(2014年) 青いアトリエ水彩画展の作品の一部を掲載します。ご笑覧ください。
高嶋の雪景色 8F 中村忠治
八幡堀の雪景 F6 大蔵美耶子
湖の漁港(草津・北山田) 8F 伯耆惟之
青い花瓶 8F 長井房枝
あまんぼうの里(米原) 大蔵美耶子
新緑(高島市) F8 中村忠治
大山崎山荘 8F 伯耆惟之
JR野辺山駅 F6 大蔵美耶子
大山崎山荘 F8 長井房枝
田植えの頃(大津市仰木) F8 中村忠治
開設100年 東京駅(2013年) F8 伯耆惟之
大蔵さんの絵の仲間。遠路ありがとうございました。
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November 27, 2014, 7:57 pm
鏡池に映る東大寺
旧けやき句会のみなさんと東大寺に吟行しました。参加はよう子さんの句友もいれて7人。鏡池に映える東大寺や二月堂、鐘楼、ささやきの小路など紅葉真盛りの奈良公園を散策。鹿や石たたきの鳴き声もききました。美味しい御膳もいただき、楽しい一日を過ごしました。世話人のよう子さんありがとうございました。
朱雀門 見えつ隠れつ 冬すすき 惟之
まほろばの 阿形の親指 冬ぬくし
二月堂 鹿の名を呼ぶ お土産屋
二月堂 釣燈籠の 動かざる
石たたき 声の静かや 鐘みあぐ
木洩れ日を 浴びし雌鹿の 愛撫かな
天高く 南大門の 聳えけり
寒禽の 声の溢るる 万葉園
二の鳥居 潜りてつづく 石燈籠
ささやきの 小路に入れば 鹿の鳴く
夕暮れて 血潮もみじの 帰り道
鹿の尻 日暮れて気づく 白さかな
く聳える南大門
南大門の仁王の足。足先は反り上がっていました。
二月堂の石燈籠と階段
二月堂の釣燈籠
二月堂より見た東大寺方面。外国人の観光客が多い。
子供らの声が聞こえてきた二月堂を見あげる
東大寺鐘楼は日本三大名鐘の一つ
勧学院の門
勧学院の土塀。瓦が埋められている。
南大門まえで記念写真。すこしピンボケでした。
雌鹿の愛撫に出会いタクシーがストップ
見事な紅葉を見上げる
句帳を手に参道を歩む。ささやきの路はこの先右へ。
参道に延々と続く石燈籠。春日燈籠ともいわれている。
暗夜行路を執筆したといわれる志賀直哉旧居
みかさ荘にて御膳を頂き、句会の実施。
句会風景。庭先からみかさ山が見えるらしい。
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December 3, 2014, 3:08 am
宝厳院の紅葉(京都市右京区嵯峨天龍寺)
まつさらな 大船鉾に 檜の匂ひ 惟之
あかときや 白雨にけぶる 有馬山
プールサイド 幼二人の 立話
這ひ這ひで 交す笑顔の 秋はじめ
叡山へ 鉄路は伸びて 鰯雲
俳誌 嵯峨野 12月号(通巻第521号)
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December 10, 2014, 5:16 pm
この柘榴の実は近所の庭さきから道に落ちていたのを描きました。秋の季語。高木にいつまでもぶらさがっているのでつい通りがかりに見上げてしまう。種は赤くて透明な液をもつが、食べるとはじめは渋くてだんだん甘くなる。徳川時代にはよく食べたようで、種が多いのになぞらえて、子孫の多からんことを願ったともいう。そのために鬼子母神にはこの実を供えたともいう。平井照敏編の新歳時記参照。
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December 23, 2014, 9:44 pm
開設100年を迎えた東京駅 8号 水彩
東京駅は2014年12月20日に開設100年を迎えました。この東京駅開設100年記念として12月20日に発売されたsuicaの購入をめぐり、大混乱がありましたが、来年1月末のインターネット、郵送での再発売で落着しました。suicaカードは東京駅丸の内ドームの真ん中に正面入り口を配置した斬新なデザインで2000円3枚まで購入可です。この絵は昨年12月にブログUPし、第9回青いアトリエ水彩画展に出展しましたが再掲しました。
suicaの騒動おさまり年詰まる 惟之
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December 31, 2014, 9:01 am
原作出版70周年を迎えるきかんしゃトーマス
新年あけましておめでとうございます。この一年が良い年でありますようにお祈り申し上げます。
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December 31, 2014, 4:14 pm
早朝の初詣風景(建部大社)
雪の舞う夜明けは一変して雲一つ無き青空。近江一の宮の建部大社に初詣してきました。
初御空 予想外れの 鳶の舞 惟之
獅子頭 肩車され 初神楽
子等発ちて 皆それぞれの 初御空
路地裏の 駒を弾きぬ 初日かな
妻の顔 初日に照りて 黄金かな
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俳誌嵯峨野一月号の表紙絵 益田富治
パーカッション響く駅舎の秋の午后 惟之
秋晴れや駅階段の音楽会
老松の空へ蔓巻 山葡萄
愛宕山京を見下す花芒
天しメタセコイヤの並木道
雨風に耐えて見張りの案山子かな 初枝
我にきて遊べや雀捨案山子 洋子
案山子道でんと構へし金太郎 アイ子
役終えて力ぬけたる案山子かな 美枝
ファッションを着こなす案山子後向き 秀子
案山子たち仕事終へてもなほ元気 幸子
いけめんの案山子に逢へば足軽し 晴子
目を見張るアンパンマンの捨案山子 惟之
俳誌嵯峨野一月号(通巻522号)より転載
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夕暮の瀬田川の空を行く雁
元旦、2日と降った雪の夕暮を散策していますと瀬田川上流から雁渡る風景に運よく遭遇しました。思わずカメラを空にむける。それもかずかな間に2回出会う。雁は秋と春に旅をするので「二季鳥」ともいわれる。雁かり、かりがね、雁がん、初雁、雁渡る、雁来る、雁の列、雁の棹などは秋のい季語。
雁の数渡りて空に水尾もなし 森 澄雄
雁わたる男の帯のこまむすび 磯貝碧蹄館
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January 11, 2015, 2:47 am
大津港マリーナ風景
マリーナ付きつ離れつ番かも 惟之
行儀よく一列が好き百合鴎
雲垂るる水上消防出初式
比叡見ゆ瞬の青空冬の湖
鈍色の湖に鳰の尾浮き沈み
鈍色の空と湖鳰の声
出航まえのビアンカを背景に一列に並ぶユリカモメ
水上消防署の出初式の準備風景
湖岸風景Ⅰ 背景は比叡山の山裾 湖面には鴨が浮き沈み
湖岸風景Ⅱ 大津プリンスホテル びわ湖ホールを望む
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January 19, 2015, 11:14 am
初詣でにぎわう清水寺
清水の桜冬芽のほの朱き 惟之
初雪の雫滴る寺詣
未来の字「楽」が選ばれ年迎ふ
初雪の雫に濡れて二寧坂
注連飾り軒が気になる石部みち
鈴の緒は高く吊られて初詣
裏店の軒にゐ並ぶ冬簾
餅花や祇園の路地を行く子犬
朝日さす四条大橋柳散る
朝日をうけてはいパチリ 清水寺の舞台
選ばれて未来の漢字
二寧坂の風景1
二寧坂風景2
二寧坂風景3
石部小路からねねの路へ
軒に垂れる初雪 石部小路
雪しずくの滴る八坂神社の楼門
初みくじは大吉 八坂神社拝殿
初詣で賑う八坂神社本殿 混雑防止のため鈴の緒はく
四条通りにつながつ筋道 1
四条通りにつながる筋道 2
のし袋の老舗 美人画の羽子板も並ぶ(四条通り)
四条大橋にはユリカモメが飛び交う
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