鏡池に映る東大寺
旧けやき句会のみなさんと東大寺に吟行しました。参加はよう子さんの句友もいれて7人。鏡池に映える東大寺や二月堂、鐘楼、ささやきの小路など紅葉真盛りの奈良公園を散策。鹿や石たたきの鳴き声もききました。美味しい御膳もいただき、楽しい一日を過ごしました。世話人のよう子さんありがとうございました。
朱雀門 見えつ隠れつ 冬すすき 惟之
まほろばの 阿形の親指 冬ぬくし
二月堂 鹿の名を呼ぶ お土産屋
二月堂 釣燈籠の 動かざる
石たたき 声の静かや 鐘みあぐ
木洩れ日を 浴びし雌鹿の 愛撫かな
天高く 南大門の 聳えけり
寒禽の 声の溢るる 万葉園
二の鳥居 潜りてつづく 石燈籠
ささやきの 小路に入れば 鹿の鳴く
夕暮れて 血潮もみじの 帰り道
鹿の尻 日暮れて気づく 白さかな
く聳える南大門
南大門の仁王の足。足先は反り上がっていました。
二月堂の石燈籠と階段
二月堂の釣燈籠
二月堂より見た東大寺方面。外国人の観光客が多い。
子供らの声が聞こえてきた二月堂を見あげる
東大寺鐘楼は日本三大名鐘の一つ
勧学院の門
勧学院の土塀。瓦が埋められている。
南大門まえで記念写真。すこしピンボケでした。
雌鹿の愛撫に出会いタクシーがストップ
見事な紅葉を見上げる
句帳を手に参道を歩む。ささやきの路はこの先右へ。
参道に延々と続く石燈籠。春日燈籠ともいわれている。
暗夜行路を執筆したといわれる志賀直哉旧居
みかさ荘にて御膳を頂き、句会の実施。
句会風景。庭先からみかさ山が見えるらしい。