どんど焼き(大津市石居 1月13日 7:06)
正月15日を中心に行われる火祭りの行事。左義長、どんど、とんど、とんど焼きなどと云われる。正月の飾りである門松や注連飾りなど各家から集めて、浜や河原、田などで中央に青竹や太い木を立て、集めた飾りなどを積み上げ焼く。左義長の火は神聖なものと考えられ、その火で体を温めると災難を免れ、若返るとされる。また、書初めをした用紙をこの火にくべ高くあがると上達するといって喜ぶならわしがある。現代俳句歳時記 角川春樹編 1998年より転載
どんど焼きどんどと雪の降りにけり 一茶
どんど火に手が花びらの子どもたち 能村登四郎
どんど焼き煙りの匂ひにつられ来し 惟之