「まち、ゆたかなまち」 いそべけいすけ 小学1年
バーべキュウ―の4人仲間と手をつなぐ(部分)
「思い出の水車と池」 磯部こはる 小学6年
さくらの若葉と手造りの額縁(部分)
東京・練馬区在住の姉弟が小学校の連合図工展覧会に選ばれ、作品を送ってくれました。一年生の恵介君の作品名は「まち・ゆたかなまち」。切り絵とクレヨンの組み合わせで、理想の街を描いたとか。力を入れて描いたのはバーベキューをしている4人組。右の二人は甲虫と鍬形のシャツを着て、兜虫の子は大きく笑っているようです。想像を超える楽しい絵で、元気を沢山もらいました。また、来月卒業のこはるちゃんの作品名は「思い出の水車と池」。六年間過ごした校庭の思い出を描いたとのこと。自分の目で見た本当の色を再現することで桜の下の葉っぱを頑張ったそうです。桜の幹のタッチがとても大胆で、葉っぱの一枚一枚にも思いが込められています。こはるちゃん、恵介くんありがとう。コロナが収まったら会うね。
向かい合う鴨もソーシャルディスタンス 惟之
手を繋ぐ子らの空ゆく春の雲
かぶとむし胸に描きて笑ってる
鍬形のシャツを着てゐる帽子の子
早春の街ゆたかなり屋根連ぬ
汲み上げの水を飲んでる春の犬
折り紙の魚もゐたり春の鰭
春日浴ぶ二両連結新幹線
釘跡の四角が光る春の額
額縁は若葉の色よ春萌え木
樹の文字は「さくら」なりけり春を待つ
親と子の緋鯉もゐるよ温む池
コトコトと希望の水車水温む
生きるとは共にあること卒業歌
卒業はもう真近なり採寸す