黄落は真盛りの大銀杏
秋の吟行は三年ぶりの京都府立植物園でした。参加者は予定より少なく6名、不在出句はよう子さんの1名でしたが、世話人の裕毅さんがお願いいただきましたガイドさんのお陰で盛りあがりのある吟行会でした。「冬ぬくし心尽くしのガイドかな すてひろ」の2点句もあり、あらためてお礼を申し上げたい気持です。まさに紅葉が真盛りの吟行会でした。また、リッチなコンサートホールのランチも頂き、食後のデザートやコーヒーを飲みながらの有意義な時間を過ごしました。句会の特選、総合点とも最高点はなんと不在出句のよう子さんでした。次回吟行会の再会をみんなで誓って散会。世話人の裕毅さん大変お世話になり、ありがとうございました。
赤帽の子等と行交う黄葉路 惟之
落葉踏む轍くきりと車椅子
宝石の木の実が入りし玉手箱
無患子の実の皮透けて黒き皮
夜の雨に濡れて傾く男郎花
楓の木の紅葉且つ散る水辺かな
曇天や破れ蓮の骨入り乱れ
色鳥の声の賑やか楠並木
黄葉描く背のまん丸の老女かな
うつ
遠足の子等も黄葉拾い
団栗・栗・無患子などの木の実が一杯
ガイドさんの持つ木の実。この木の実の名前?
イスノキの名板
虫の瘤が出来て膨らんだ葉っぱ(イスノキ)。
ヤマコウバシの木
バクチ(博打)の木。木の皮が剥がれ赤い色の幹。
サルビアの木。サルビアは赤色と思っていたが、この木は紫。サルビアは世界に700種類もあるらしい。
コフクザクラ(子福桜)。白い桜が咲いていた。
さねかずらの木。朱い房の実をつけている。
楓の木と破れ蓮
サルビアの赤い木の前にアップに絶えられぬ二人。
林檎の木。今年の収穫は五個。
梅林の案内前を行く。
嵯峨菊の仕立て。菊花展が終わり、この嵯峨菊を拝見でき幸運。
樹齢100年の樟の並木。川端康成の小説「古都」の舞台しもなった。
今日の参加五名の笑顔。満天星つつじの前でパチリ。青い帽子のガイドさん、楽しいガイドありがとうございました。
句会場は京都コンサートホールのラミューズへ小橋をわたる