中山道愛知川宿街路灯
中山道愛知川宿の街道歩きをを仲間と楽しみました。街道歩きは守山宿、草津宿、水口宿、木之本宿、今庄宿、柏原宿に次いで7度目となりました。仲間は65歳から85歳を超える後期高齢者12名、無理のない4Kmから5Kmのコースを漫歩しています。
今回の愛知川宿は創立150年の酒造から始まり、将門の血で染まったといわれのある不飲川橋(のまずかわばし)までのコース。青空の梅雨晴間の一日をゆっくり楽しみました。
JR石山駅8:43発ーJR能登川駅9:20着ーバス9:30発ー矢守9:47着ー愛知酒造ー豊満神社ーびんてまり館ー近江上布伝統産業館ー中山道愛知川宿商店街ー老舗しろ平ー愛知川ふれあい本陣(昼食)ー宝満寺ー不飲川橋14:40発ーJR能登川駅ーJR石山駅
夏空へ高き煙突老舗蔵 惟之
吟醸の試飲過ぎゆく夏の喉
京の護符貼られし蔵や青田原
片影に立ちて微笑む媼かな
鈴鹿へと青田ひろごる神の杜
夏の日を浴びて美脚の美人の木
姫街道お菓子となりて青田道
惠智川は愛知川となり夏の川
血染めなる不飲川橋夏寒し
栗の花車窓に流れ一句かな
支え合ひ共に歩もふ青田風
JR能登川駅よりバス。電柱には宿場と水車の町のイメージ。
矢守のバス停を下り、煙突の見える愛知酒蔵へ。新酒鑑評会の幟がはためく。
愛知酒造の煙突
愛知酒造母屋
小さな杉玉と富鶴の看板を潜り、愛知酒造へ
早速の試飲会で純米大吟醸をいただきました。甘味、うまみ、とろみは創業150年の味
令和3年5月受賞の賞状
酒蔵の前には松尾大社と北野天満宮のの御札
愛知酒造室内
豊満寺へぶらぶら
酒造見学のあと通りでお挨拶いただいた媼
鈴鹿山系へつづく青田
豊滿神社へつづく青田
豊満神社の山門
豊満神社拝殿1
豊満神社拝殿2
御祭神は大国主命、仲哀天皇、神攻皇后、応神天皇。御利益は勝運、縁結び、美人祈願
美人の木の案内と拝殿左に置かれたハート石
ハート石
樹齢300年のムクの「美人の木」。美しい立姿は女性の美脚のよう。木肌に触れると美肌になる御利益あり。
豊満神社境内の大木
伝統産業会館
近江上布伝統会館の展示風景
近江の麻織物であるの近江上布のレクチャーを受講。滋賀県の伝統工芸品に指定されている。
お出迎え風景(びんてまり館)
びんてまり
びんてまりで囲碁を打つ
びんてまりの雛人形
中山道愛知川宿商店街入口
中山道愛知川宿商店街。街燈の上部は昔の街道風景を示して面白い。
宝滿寺へ290m。街燈上部の影が映っている。
石づくりの地蔵尊が並ぶ。前掛けもいろいろ。
和菓子屋老舗 しろ平
中山道4百年記念菓の姫街道。びんてまりの菓子も一緒に手土産に
御幸町の案内と明治天皇御聖
愛知川ふれあい本陣(奥)となごみ・カフェ(右)。 カフェで昼食
宝満寺の石灯
親鸞上人と宝満寺
歌川広重の浮世絵「木曽海道六拾九次之内恵智川」(中山道愛知川宿交流会館)
びんてまり(中山道愛知川宿交流会館)
不飲川橋(不飲池)平将門の首を洗ったと伝わる池。不飲(のまず)とは、その血で水が飲めなくなったことによる。