若葉の萌える長寿寺境内(湖南市東寺)
写生会で湖南三山の長寿寺に行ってきました。参加は7名。山門まえには忘草、潜れば鯛釣草が鉢にそよぎ我々を迎えてくれました。もみじの青葉の参道を本堂へ向かう。境内の庭は手入れされた苔が美しく、目に入る若葉は日に光る。これがまさに新樹光。写生は本堂、弁天堂、鐘楼などに分かれ描きました。 阿星山長寿寺は聖武天皇。の天平年中(729~748)良弁僧正によって建立された勅願寺で、国宝に指定されている。山号の阿星山は山門の左に峻立している。
山門を潜ればそよぐ鯛釣草 惟之
本堂は開け放たれて若葉風
本堂の影は色濃き新樹光
枝先の浜茄子ゆれて弁財天
青苔に足踏み難し写生かな
信楽宮の鬼門の寺や苔青し
丈六の阿弥陀如来や苔茂る
天平の七堂伽藍わすれ草
阿星山長寿寺の山門
参道の鉢に一輪咲いていた鯛釣草
いくつも垂れて咲いている鯛釣草(ネットより)
参道
石造多宝塔 聖武天皇の菩提を弔う
本堂(国宝)。 桁行五間、梁行五間、四面回廊
本堂まえの柱間より
本堂の右軒から
本堂の右側より
弁天堂
弁財天堂まえの浜茄子
鐘楼
帰りのダイヤが気になるバス停での講評