梅満開の北野天満宮(2017年3月12日)
1月20日(金)の大寒の日。不覚にも脳梗塞に襲われました。唐橋ちかくの瀬田川沿いを自転車で湖水会水彩画展へゆく途中でした。ハンドルを握る右手首に力が入らない。しかし、そのまま会場へーー。会場に着いて、自転車の鍵がうまくかからず、サインが書けない。体調の不調を仲間に告げて自宅へ帰りました。その日は、右手の指先の痺れのみで麻痺は治まっていました。翌、21日(土)は水彩展の最終日でSさんと当番でした。やがて9時前にSさんも来場して、当番をしながら昨日のことを会話(Sさんは心筋梗塞体験者)。しかし、しばらくして、眼前がもやもやとなり、呂律がおかしくなりはじめました。直ぐに119番すべきをまた自転車で自宅へ。S医大に着いたのは午後1時。救急で診察をうけたが、自覚症状はまったくなく、心電図、CTにも異常が見られませんでした。「今度、同じような症状がでたら119番ですよ。」と云われ帰宅。
1月23日(月)S医大の神経内科に受診。症状の経過を説明。1月20日朝、左目の左目尻1/3に緑色の視野欠如。30分程で消え。10時ごろ自宅をでてから今日までの顛末を報告。
診察と検査の内容は、直線歩行、手足屈伸、指の屈伸、前腕の内転・外転、握力検査、目を閉じての腕伸ばし(左右)、血液検査、心電図、MRI検査など。心電図、血液検査も異常なし。MRI検査で脳中央部に小さな白い斑点がみられ、梗塞あとらしい。「小さな梗塞であったのは、幸運でしたね。」とのコメントでした。投薬は朝食後のバイアスピリン一日一錠。その後の診察は週一回から今は月1回に受診。
2月21日(火)俳句の句会の最中に突然に強い動悸と眩暈かおこり、救急車で山科のO病院に運ばれました。脳梗塞の再発かと覚悟しました。句会は中断され、皆さん大変ご迷惑をおかけしました。
大寒に忽と垂れけり右手首 惟之
右の手の痺れは癒えてしずり雪
右の手の握力もどり春立てり
冴え返る句会の最中119